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検査入院

入院受付を済ませ病棟へ行くと早速、看護士さんや担当医に入院までの経緯など問診を受ける。
そこで、入院期間が10日ではなく1週間だと知らされる。

初病院食メニューは「きつねそば」。しかも高血圧食指定なので、限りなくうっすーいヤツ。チーズパンとオレンジ3切れという、脈絡のないサイドメニュー。さっきは1週間と聞いて嬉しかったけど、塩気のない食事1週間はきついなぁ・・・

夕方、担当医ふたりが病状の説明に。右の副腎に約1.5cmの腫瘍が認められた為、ホルモンの産生部位を詳しく探す検査(主に採血と蓄尿!)をするとのこと。現在服用中のディオバンはアルドステロン・レニンとも正常値に戻すような影響を与えるので服用を中止、アダラートは引き続き服用可。

本日の検査 X線撮影(後ろ・右向き・正面)、心電図

追記:夕食は常食でした。お味がついてるだけで、おいしぃ。


二日目~
12/14  院内は10時消灯・6時起床なのですが、病院で迎えた初めての朝は起床前の採血から始まりました。

     朝の検温(36.6℃)、血圧測定(117/78)、検尿
     昼の検温(37℃)、血圧(136/68)、24時間蓄尿

     外の寒さとは無縁の、この暖かい病室で他にすることもなく読書をしていると、モーレツ睡魔が襲ってきて抗え     ず、ついウトウトと。

      夕方の血圧測定(126/86)
      本日の検査 早朝採血

12/15  昨夜、深夜に目が覚めてしまったのは昼寝のせい?今日は昼寝しないようにしないと。

      朝の検温(36.3℃)

     入浴は火・木・土だそうで、昼前に順番が廻ってきました。シャンプーもしてサッパリ。

      夜の血圧(150/101)  ディオバンをやめたせい?

     本日の検査 眼科にて眼底検査。高血圧が続くと網膜に影響が出ることもあるそうなので、念のため。

12/16  6時起床 検温(36.6℃) 採血
     午後2時 本日2度目の採血
     午後10時 本日最終採血
     (ナースマン、イケメンだが採血は練習の余地あり)
     本日の検査、24時間蓄尿と採血(3度)のみ

2/17   6時起床 検温(36.6℃) 血圧(130/92)
     予定の3分の2は消化した。・・・あと3泊もするのかぁ。同室の患者さんに、かなり重症な方がいて昼も夜も呼吸     が苦しそうなのと、ナースコールが頻繁でその度に目が覚めるので睡眠不足なのだ。睡眠薬をもらってる患者     さんもいるくらいで。
     
     本日の検査、24時間蓄尿のみ

12/18  6時起床 検温(記録忘れ) 血圧(150/96)
   
     昨夜遅く、例の重症患者さんが別室へ移動されたので夜中に目が覚めることなく朝を迎えた。
     血圧が上がってきたせいか、寝不足のせいか、読書のしすぎか夕方から頭痛(>_<;)がして、ロキソニンを処方     してもらい服用。明日の検査に響かない薬を探すのに手間取り、薬が手元に来たときには痛みのピークを越え     てたよσ(^◇^;)

     本日も24時間蓄尿のみ(土・日は検査もお休みなのね)

     追記:過去の記事で誤りがありました。
     アダラートCR錠は、降圧剤ではなく血管拡張剤でした。
     お詫びして、訂正いたします。

12/19  入院最後の検査
      
     本日の検査 フロセミド負荷試験
      朝食ぬきで、採血・利尿剤静注し起立したまま1時間後再び採血。更に1時間起立したまま過ごしみたび採       血。またしても針刺されまくり。

     朝食抜きなのに、なかなか採血してくれないまま10時を過ぎてしまって、これじゃ昼過ぎまでかかって
     しまうじゃありませんか。大学病院の月曜日、特に朝はいつもと違う。なぜなら、教授回診があるから。
  
     ナースステーションに担当医の姿を見つけたので挨拶したら

     医「もう採血しました?」
     私「それがまだなんですけど。」
     医「えっ?それはまずい。すいません、月曜はいろいろあって。」

     すぐ、採血してもらいましたけどね。忙しいのはわかるけど、早く採血して。
     もうっ!いたるところに「患者様第一」って紙が貼ってあるのに、これじゃ空々しいわよ。


  担当医から検査結果報告の為、退院後の外来の予約について相談があり1/7で予約を入れてもらう。
  内視鏡手術はこの病院では取り扱わないことが発覚(!)内視鏡手術を希望されるなら他の病院を紹介するし
  希望の病院があればそこに紹介状を書きますとのことだが、振り出しの近くまで戻っちゃったような気がしました。

  午後の教授回診 担当医に

  「よくデータをまとめるように。レアなケースだから」

  と言っていたので

  「ここでも症例は少ないのですか?」

  と聞いたのですが

  「手術すれば血圧は下がりますから。はっはっはー」
  「泌尿器科の先生と相談しましょう」

  と、会話がかみ合わなかったのでした。

  なんだかなぁー  

数が合わないんだけど

「高血圧患者の6%」ってアレですが、日本の高血圧の人って、未治療の人も含めると3000万人を超えると云われているんだそうです。なので、その6%といえば単純計算で180万人なんだけど、「10万人にふたりの発症」と数が合わないよねぇ・・・?治療を受けている患者数ってことなのかな。だとすれば、平成11年の調べでは718万6000人だから43万人ちょっとは原発性アルドステロン症の人がいる計算になるんだけど、周囲で聞いたことないなぁ。

こっちも、潜在的患者数なのか?何か、理由わかんなくなってきましたが、とにかく!若いのに急に血圧が高くなったという方は、血液検査を受けてみたほうがいいですね。

いろいろ検索しているうちに偶然辿り着いた現在服用中の降圧剤の製薬メーカーHP。気になる副作用の欄には・・・

「くちびる・舌・口内(省略)・・・などがはれる」

はれるっていうか、ふやけたようになりました。CT検査の後くらいになって、造影剤の影響なのかしらと思ったけど、MRIの後悪化することも無く治ってしまった。

薬の副作用かもしれないのかー。他にも、主治医に相談の欄で「便秘と胸が痛い」があてはまる。でも、今はなんとも無いから違うのかなー?ま、言うだけ言ってみた方がいいよね。

検査のつづき

10/31  CT検査
    予約30分前には受付しなければならないので
    家からバスと電車を乗り継ぎ病院へ。
    時間よりだいぶ早く着いてしまった。
  
    内科で書類を受け取って放射線科へ。

    予約10分前に呼ばれ、検査着に着替え。
    生食点滴しながら順番を待つ。

    私の前の人もまだなのに、点滴終わりそうになり
    看護士が速度を緩める。

    点滴速度も超ゆっくりだけど、まだ順番じゃないので
    2個目に付け替えられてしまった。
    まぁ、検査のときに注射する造影剤を早く排泄させる
    為のものだから、いいか。

    検査自体は5分ほどで、ただごろんと横になっている
    だけで終わり。私は造影剤の影響もなく、終了。

    着替えて検査室を出ようとしたら、看護士さんに

    「あの~、スリッパのままです(笑)。」

    恥ずかしかったざんす。

    会計が1万300円だった。
    検査の度に万札が飛んでくのかと思うと、懐具合が
    気になる・・・

11/10  MRI検査
    
    午後の検査は比較的待ち時間少なく受けられるけれど、禁昼食
    だったので、若干空腹。

    今度は点滴なし。横になって腹部を圧迫し、ベルトで
    固定されて「普通に呼吸してください」と言われるが
    コツがつかめなくて、初めの5分くらいは息が苦しくて
    30分もこんな状態耐えられるかしらと不安に。

    開始15分程で、中断し造影剤注射される。
    後半15分も無事終了。

    今日はちゃんと靴に履き替えたぞ。
    今日の会計は1万660円でした。

11/17  検査結果
       
    さて、検査結果ですが。右の副腎に腫瘍があり、
    詳しい検査の為、入院の必要があるとのこと。

    初めからだけど担当医の説明は、事前に自分で調べていた
    以上のことはなかった。
    
    ベッドが空き次第、入院することになり予約して帰ってきた。

11/18  保険屋さんに連絡。
    私が加入している保険では、入院1日6千円、手術は24万円だって。
    保険金請求書を送付してもらうことに。
    
    私は両親とも癌患者だったので、若い頃からガン保険には
    入らなきゃ、と思っていたけどあれもよく見ると早期発見の
    ときは、保険金でない商品もあったんだよね。
    で、保険見直して入院保障にしたんだ。

    今思えば、もうちょっと大きい保障のついたのにしておけば
    良かったと思わないでもない。
   
「アルドステロン症の症状のひとつに 低カリウム血症がありますが、 重度になると筋力が低下して四肢に麻痺が
 出ることもあります。」

と書いてあった。幸い、そういった症状はないけれども。高血圧に、こんな病気が隠れているなんて思ってもみなかったけど。

病名にあるアルドステロンは副腎(腎臓の上にキャップみたいに被さっている臓器)に腫れ物が出来ると過剰に分泌されるホルモンで、血圧を上げる作用があるそうです。

たとえば、腎臓に作用して尿として体外に排泄されるはずの塩分が体内、特に血管内に貯留し血圧を上昇させるわけです。

副腎は体に2個あるので、片側副腎腫瘍(私は右副腎だそうです)であればそれを摘出するとあります。
私がweb上で調べた結果は、発症が十万人に二人。高血圧患者の6%というのもあった。
100人中6人ってことだから、前出ほど稀な病気ということもないのかな。

難病情報センターというHPに載ってました。


11月中は上は120前後、下は80前後で安定していたのだけれど12月に入ってからどちらも20近く上がってしまいました。降圧剤は前回と同じ、ディオバン錠80mg2錠、アダラートCR錠2錠なのですが、これって効き目がなくなってきたってことなんでしょうかね?まだ、5日分残っているけどクリニックへ行ったほうがいいのだろうか・・・σ('、`)?思案中。

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