SSブログ

ミニマム創内視鏡下手術

2006年5月に『原発性アルドステロン症』の治療として受けた内視鏡下小切開泌尿器腫瘍手術が、その後7月に厚生労働省の先進医療に認定されたそうです。

患者の安全に最も留意した手術法として認められたわけです。
詳しくは、東京医科歯科大学附属泌尿器科学教室HPhttp://www.tmd.ac.jp/med/uro/まで。


4ヶ月ぶりの血圧測定

健康診断 。 久しぶりに血圧計りました。

炎天下、15分自転車こいで会場まで行き、胸部レントゲン→血圧測定→問診・・・の順だったこともあり、高めでしたf(^_^;

1回目 142/87
2回目 131/84

去年の検診で血圧計を振りきったのが、アルドステロン発覚のきっかけだったんですよねー。

来週、術後フォロー。久しぶりにお茶の水。

病理の結果

問題なし。キレイだったそうです。

カリウム値と、なんだったかを調べたいので採血のオーダー出ていてちょっと余分に時間かかりましたけど、採血の人がとても上手で痛くなかったから、ま、いっか。

難易度

右副腎摘除は、左より難しい。

ー私の主治医の個人的見解ー



左が難しいという先生もいらっしゃるそうなので、実際はわかりません(=_=)

私が手術を選んだわけ

過剰分泌のアルドステロンを放置すれば、脳卒中や心臓肥大などの危険が高くなるとか。
私は血圧が高くなり始めたのが5年前ですが、その間に左室肥大と低K血症になりました。

発症からの年数や様々な要素が絡むのでしょうが、原発性アルドステロン症がきっかけになって、大きな病気を発症する危険があると思います。

同じ薬でも副作用は人それぞれですし、ある副作用だけが強く出る場合などもありますから、そういったことも鑑みて様子を見ながら処方されるのでしょう。

私も何度か薬が変わりましたがそれは効果が無かった時もあれば、副作用の時もありました。

私は自分の体の中に、“腫瘍”がある事が我慢ならなかったし一生薬を飲み続ける事への不安のほうが強かったので
切れるもんなら切ってもらいたいと思って手術を希望しました。

補足

傷の長さは5.8センチ(最小に近いそうです。執刀医談)

ホッチキスのステープルの数は10個でした。

術後の回復は一日一日はっきりと、よくなってるのがわかりました。

あと、術創は背中側ですが、なぜか横腹から腰骨辺りの皮膚がひりひりします。

術後2週間経ちましたが、まだ若干そういう感覚が残ってます。

お腹の中で神経が繋がっているからで、肘をぶつけるとゆびがジーンとするのに

似た現象で、心配ないそうです。

術後3日目~退院まで

5/3(水)この病院の朝食は軽い。完食。今朝から薬の服用中止。
測定は続けて経過を観察するそうです。

午前中にシャワーを浴びました。傷の絆創膏を張り替えてもらう時
見たらホッチキスで止まってました!

昼食は、腸がまだ短縮営業中らしくあまり入りません。
でも、ケーキは食べられるのはなぜ?

夕食も半分ほどで終わらせる。
昨夜と同じ、寝返りのたびに痛みで目が覚める。術創も痛むけど、
左手首の痛みが増したようで辛い。

深夜2時、ちょうど寝返りして痛がっているところに看護士のラウンド
で、「痛み止め、使いましょうか?」と声を掛けてもらったので、頼んだ。

今夜の担当さんは頼みやすい。

5/4(木)久しぶりに、まとまった睡眠時間が得られた。
しかも右(術創)側を下にして寝てた。起床アナウンスにも気付かず、
朝の検温など諸々でざわついてきてやっと目が覚めました。

体温も今朝は36℃台に下がって、血圧も正常値。
食後に7階の自販機まで普通の足取りでコーヒー買いに行ってきました。

明日退院希望が了承され、書類(連休中で精算出来ない為)にサイン。
請求されたらちゃんと払います、ってことです。

5/5(金)念願の退院。

退院後入浴制限はなしで、絆創膏の張り替え方だけ、家族がレクチャー
受けてました。


5/8(月)外来にて抜糸(ホッチキスだけど?)
なかなか担当医がつかまらず、思いっきり待たされた挙句、
(やっと来たのは私のタイプの若いセンセだったのでよしとするが)
ホッチキスのシンを外す器具が外来になくて、病棟まで取りに行って
もらう間寝台に背中出したまま横になり、また待たされた。

待ってる間、2,3質問を。
「術中のビデオ撮影はしているんですか?欲しいなー」、と言ってみる。
(でもくれそうもない)
「アルコールはいつから飲めますかねー?」には笑って、
「今日からでも」と。

器具到着。外すのは糸より痛くないです。
ちゃんとくっついてるかどうか確かめて終了。
もう絆創膏も貼らなくてよし!

病理の結果は一月ほどかかるそうで、追って連絡くれるそうです。

以上がわたしの“原発性アルドステロン症”副腎腫瘍切除術に伴う
入院の記録でした。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。